バルセロナがアンス・ファティと契約延長へ 構想外でも売却先が見つからず

バルセロナのアンス・ファティ photo/Getty Images

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現在の契約は2027年6月末まで

バルセロナがアンス・ファティとの契約を延長するようだ。

下部組織出身でリオネル・メッシの後継者と評されたファティだったが、トップチームでデビューして以降は度重なる怪我によって期待通りのパフォーマンスを見せることができず、今シーズンもここまで公式戦出場は8試合、総出場時間はわずか187分となっている。

昨年11月10日に行われたレアル・ソシエダ戦を最後にラ・リーガの試合に出ていないファティは、ハンジ・フリック監督が指揮を執る現在のチームで完全に構想外と言える存在。現地メディアでは今年夏の退団が有力視されていた。
しかし、スペイン紙『Sport』によれば、現時点で他のクラブからファティにオファーは届いていないという。こうしたことから、せめてファティが現在受けて取っている給与だけでも減額させることをバルセロナは望んでいるようだ。

バルセロナは2021年10月にファティと2027年6月末までの契約延長で合意したが、それによってファティはチームでもトップクラスの高給取りとなり、来シーズンは年俸1200万ユーロ(約19億5000万円)、2026-27シーズンには1400万ユーロ(約22億8000万円)を受け取ることになっている。

そのため、バルセロナとしては契約期間は2030年6月末まで、年俸は現在の約半分となる520万ユーロ(約8億5000万円)という条件をファティに提示して契約延長をめざし、人件費を削減する方針であるとも『Sport』は伝えている。

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