アルゼンチンに屈辱の大敗 低迷するブラジル代表は指揮官の交代を検討か

ブラジル代表を指揮するドリヴァウ photo/Getty Images

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南米予選では4位

ブラジル代表を率いるドリヴァウ・ジュニオール監督に解任の危機が迫っているようだ。

現地時間25日に行われたワールドカップ北中米大会南米予選第14節のブラジルとアルゼンチンの試合。アルゼンチンホームで行われたこの試合であったが、ブラジルは1−4の大敗を喫した。ブラジルが1-4で敗れるのは、2000年のチリ代表との試合の0-3での敗戦を下回り、南米予選におけるワースト記録とのことだ。宿敵に完敗したブラジルは南米予選4位へと転落。現在6勝3分5敗勝ち点21ポイントとなっており、4位といえど3位のウルグアイ、5位のパラグアイとは勝ち点が一緒、また6位コロンビアとはたった1ポイント差の状況にいる。

低迷するチーム、そして今回の敗戦で国内メディアは一斉に指揮官退任の可能性を報道。『Globo』によれば、ブラジルサッカー連盟のエルナルド・ロドリゲス会長は近い将来の方向性を指示するため、28日の午後にドリヴァウ監督と代表チーム部門のディレクターであるロドリゴ・カエタノ氏との会談を設定したと主張。また移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、ドリヴァウ監督の交代を真剣に検討しているという。
なお後任にはレアル・マドリードのカルロ・アンチェロッティ監督を狙っていると報道。しかしレアル・マドリードの状況にも左右されるため、現在は交渉は行われていないという。南米予選は上位6チームがワールドカップ自動出場となり、7位は大陸間プレイオフに回るレギュレーションとなっている。順位を見ると自動出場ラインとなる6位コロンビアと7位ベネズエラの勝ち点差が5ポイントあり、ブラジルとは7ポイント差。おそらく出場はできると思うがこのままでは本大会が非常に心配なところである。ブラジルはここから何か打開策を見つけられるだろうか。

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