日本、イランは決めるも…… トップシードで唯一まだ出場が決まっていない韓国に自国メディアが反応「韓国だけ残った」

肩を落とす韓国代表の主将ソン・フンミン photo/Getty Images

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ホームでオマーン、ヨルダンにドロー

3月20日、25日に行われたワールドカップ北中米大会アジア最終予選。日本代表は20日に行われたバーレーン戦で2−0で勝利し、世界最速でワールドカップ出場を果たした。グループAのイラン代表も25日のウズベキスタン戦で出場を決めている。

3つのトップシードの中で唯一まだ出場が決まっていないのが韓国代表だ。本来であれば韓国もこの3月の予選で出場が決まる可能性は大いにあった。しかし、ホームで行われたオマーン代表、ヨルダン代表との対戦で2試合とも1−1のドローに終わり出場確定とはならなかった。このことで韓国メディア『My Daily』は、早々に本戦出場を決めた日本、イランと韓国の現状を比較している。

同メディアは「韓国だけが残った! アジアトップシードの日本、イランは本戦出場確定」という見出しを打ち、「ホン・ミョンボ監督が率いる韓国サッカー代表チームが2026年北中米ワールドカップアジア3次予選(最終予選)でトップシードを受けた国で唯一本戦出場を確定できなかった」と言及。「日本・イランと対照的で、韓国は今回の予選7、8ラウンドで連続で引き分けを記録しホームでの試合で勝利を逃した。内心ではホームで連勝の笛を吹き、本戦行き確定のシナリオを描きたかったが、中東の伏兵との対決で苦戦し成し遂げられなかった」と悔やんでいた。
3月中に出場を決められなかった韓国だが、次の試合で決まりそうだ。韓国とヨルダンの試合後に行われたパレスチナとイラクの試合でグループ2位のイラクがまさかの敗戦。これにより、勝ち点16の韓国は3位に落ちたイラクと4ポイント差となり、次節6月のアウェイで行われる直接対決で引き分け以上なら韓国の11大会連続12回目の本大会出場が確定する。出場こそはならなかったが、出場に王手をかけているためそこまで悲観的になる必要はないだろう。

とはいえ何が起きるか分からないのが最終予選。敵地での対戦ということもあり「もちろん油断は禁物だ。ホームチームのイラクの抵抗は激しいと予想できる。韓国とヨルダンに押されて3位になったイラクは次の試合で韓国を破らなければ本戦出場が危うくなる。韓国としてはホームのアドバンテージをもとに全力で挑んでくるイラクを越えなければならない」と次の試合が天王山になることを指摘した。

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