カージナルス、ヌートバーがリードオフマンとしての存在感を発揮 2ランを含む2安打2打点2得点の大活躍

WBCで侍ジャパンの一員として活躍したヌートバー photo/Getty Images

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チームは5−3で勝利

セントルイス・カージナルスのラーズ・ヌートバー外野手が、日本時間28日、ミネソタ・ツインズとの開幕戦に1番・左翼で先発出場した。

この日は、第2打席で今季1号となる2ランホームランを放つなど、2安打2打点2得点と大活躍。チームの勝利に大きく貢献した。

ヌートバーは初回の第1打席から、リードオフマンとしての存在感を遺憾なく発揮。相手の先発右腕パブロ・ロペスから右前打を放ち、ノーアウトで出塁すると、足でも揺さぶりをかけた。
一塁走者となったヌートバーは、次の打者のカウント2−2から、2盗を試みスタート。この動きは相手に気づかれるものの、ロペスはヌートバーの不意を突く行動に動揺したのか、プレートをしっかりと外さず二塁へ牽制しボークに。結果的に進塁を成功させると、ブレンダン・ドノバンの適時打で先制のホームを踏んだ。

続いて2回に回ってきた第2打席は、2死三塁と一打が欲しい場面。前の打席はヒットで状態の良さを見せていたヌートバーは、ここでもロペスの変化球を上手く捉えて、右越えの2ランで期待に応えた。打ったのは失投ではなく、低めに投じられたスライダーだったが、体制を崩しかけながらも巧みなバットコントロールで掬い上げて大飛球をスタンド中段まで運んだ。

チャンスメイクと得点だけでなく、打点でもチームの期待に応えたヌートバー。結果的に4打数2安打2打点2得点と、この試合、チーム随一の活躍を見せた。

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