マリナーズの開幕戦でイチロー氏が始球式に登場 全身をバネのように躍動させ、135.2キロをマーク

MLBシーズン最多262安打の記録を持つイチロー氏 photo/Getty Images

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51歳となったイチロー氏

日本人初の米野球殿堂入りを果たしたイチローこと鈴木一朗氏が、日本時間28日、米シアトルのT-モバイル・パークで行われたシアトル・マリナーズの開幕戦で始球式を務めた。

イチロー氏は、背番号「51」のユニホーム姿でマウンドに登場。現役時代、捕手だったダン・ウィルソン監督を相手に軽やかな投球フォームからスナップの効いた速球を投げ込んだ。

ボールは高めに浮いたが、球速は84マイル(約135.2キロ)。投球後はウィルソン監督とがっちりハグを交わし、満面の笑みを見せた。
イチロー氏は、現役時代は野手だったが、高校時代にエースピッチャーを務めていたことは有名な話。ピッチングが好きであることも明かし、過去にNPBのオールスターゲームや、現役引退後に作ったアマチュア野球チーム「KOBE CHIBEN」でも度々投球する姿を見せてきた。

またイチロー氏は2022年4月にもMLBの試合で始球式を務めており、その時は48歳で球速は136キロをマークした。今回51歳となった彼は、その時と比べわずかに球速を下回ったが、相変わらず鍛え上げられた体から素晴らしい一球を投じた。

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