レアルでA・アーノルドは1番手になれない? カルバハル、バルベルデらとのポジション争いに元ユナイテッドDFが言及 「彼は守備をもっと真剣にやらなければいけない」

レアル移籍間近と考えられているアーノルド photo/Getty Images

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今夏の移籍が迫る

元マンチェスター・ユナイテッドのDFガリー・ネビル氏はレアル・マドリードへの移籍が迫るリヴァプールDFトレント・アレクサンダー・アーノルドは新天地でポジション争いに苦しむと考えているようだ。

今夏、6歳から過ごしたリヴァプールを離れ、フリーでレアルへの移籍が決定的だと報じられたアーノルド。この報道後、リヴァプールファンからは辛辣な言葉が飛び交っているなか、ネビル氏はレアルでアーノルドが1番手にならない理由を『Sky Bet』のポッドキャストである「the Stick to Football」にて語ったようだ。英『Daily Mail』が報じている。

「私は、彼(トレント・アレクサンダー・アーノルド)は守備をもっと真剣にやらなければいけないと、常に言っている。そうしないと、彼に問題が生じるだろう。レアル・マドリードでは彼にとって問題になるだろう。なぜなら、現在右サイドバックを務めているフェデリコ・バルベルデと、ダニ・カルバハルが復帰すれば、彼には深刻な競争相手が現れるからだ」
またカルバハルとバルベルデがアーノルドより優れているかどうか聞かれたネビル氏はバランスという部分ではカルバハルが最も優れていると主張し、次のように続けた。

「問題は彼が32歳で大きな怪我を負ったことだが、私にとってはカルバハルがチームに与える影響を考えると、トレントよりも優れたサイドバックだ。バルベルデが今チームのためにやっていることは信じられないほど素晴らしい。だからアーノルが行く時には競争相手がいるだろう」

「トレントについて言えば、私は彼に守備にもっと真剣に取り組む必要があると言ったが、それは彼が何年もイングランド代表に選ばれず、リヴァプールで頻繁に交代しているという事実によって証明されている。試合の重要な局面で、右サイドバックがこれほど何度も交代させられるのを私は見たことがない」

現在怪我で離脱しているものの、復帰すればレアルの右SBはカルバハルが1番手になると語ったネビル氏。またアーノルドが加入した場合、バルベルデは本職の中盤に戻るだろうが、アーノルドの守備が改善されないままであれば、大事な試合ではバルベルデが右SBで起用されることもあるだろうと自身の見解を示したネビル氏。

正確無比なアーノルドのキックはレアルにとって新たな武器になる可能性が高いが、元ユナイテッドDFは守備面がレアルにとっての不安要素となり、ポジションを掴み取るのは簡単ではないと考えている。

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