リヴァプールに「新セルヒオ・ブスケッツ」がいる? 来季スロットがチームに組み込むべきローン組3名

浅野拓磨と競り合うバイチェティッチ。マジョルカ戦では得点も決めている Photo/Getty Images

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来季に期待のローン組

現在プレミアリーグ首位を突き進むリヴァプールだが、来季アルネ・スロット監督はチームの再編をすることになるだろう。退団濃厚となっているDFトレント・アレクサンダー・アーノルドほか、DFフィルジル・ファン・ダイクとFWモハメド・サラーの契約延長は未だ決まっていない。サラーは残留に傾いているようだが、まだ何も決まったわけではない。

また、FWダルウィン・ヌニェスやディオゴ・ジョタ、DFジャレル・クアンサー、そしてMF遠藤航などにも移籍の噂があり、来季のメンバーは大きく変わる可能性がある。今夏の移籍市場には注目となるが、現在ローンに出ている選手たちにも目を向ける必要がある。

英『Liverpool ECHO』は今季のローン選手たちをまとめているが、なかでも注目はMFステファン・バイチェティッチとなるだろう。
今季初めはオーストリアのレッドブル・ザルツブルクにローンとなっていたバイチェティッチだが、ペップ・ラインダースの解任からまもなく、母国スペインのラス・パルマスにローン先を変えた。すでにラ・リーガ7試合に出場しているバイチェティッチは降格圏に沈むチームで奮闘を見せており、マジョルカ戦では得点も決めている。

ジャーナリストのマヌエル・ガルシア氏は、バイチェティッチのボールの運び方やフィールドでの動きはセルヒオ・ブスケッツを思い起こさせると述べており、中盤の底からボールを動かす能力は来季スロット・リヴァプールの力になる可能性が高い。

他にもFWベン・ドークやFWルイス・クーマスといった素晴らしい若手プレイヤーがいる。ドークは現在太ももの故障で戦列を離れているが、ミドルズブラで3ゴール7アシストをインパクトを残した。クーマスはストークで26試合に先発出場、3ゴール2アシストと完全に中心選手としての働きを見せており、この2人も来季リヴァプールのトップチームで戦力となれる可能性が高い。

ローン選手たちにも注目すべき人材がいるリヴァプール。来季のスロット・リヴァプールはどんな姿をしているだろうか。

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