決勝のカードは横浜と智弁和歌山に決定! 優勝をかけて30日に激突

決勝のカードが決まった選抜高校野球 photo/Getty images

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1994年2回戦以来の対戦に

第97回選抜高校野球大会は28日に準決勝2試合が行われ、決勝へ進出する出場校が決まった。

準決勝第1試合は横浜(神奈川)と健大高崎(群馬)の試合。横浜は初回、2死1.3塁で5番小野がセンターへタイムリーヒットを放ち1点を先制。3回にも追加点を挙げると、5回には先頭が出塁し2番為永がランエンドヒットで1塁3塁。さらに盗塁を決めて健大高崎の右腕・石垣からノーアウト二塁・三塁のチャンスを作ると、3番キャプテンの阿部のタイムリーなどでこの回横浜が3点を加え、5−0とリードする。投げては先発の織田投手が7回まで無失点に抑え、試合は5−1で横浜が優勝した2006年以来19年ぶりの決勝進出を果たした。また健大高崎は2年連続で準決勝進出も連覇とはならなかった。

準決勝第2試合は智弁和歌山(和歌山)と浦和実業(埼玉)が対戦。智弁和歌山は初回、ヒットや送りバントなどで1死2.3塁のチャンスを作ると、4番福元がライトへタイムリーヒットを打ち先制。今大会ここまで18イニング無失点の浦和実のエース石戸投手から得点を奪った。智弁和歌山は3回にも2本のツーベースなどヒットを重ね、相手のミスもあり3点を追加。投げては先発の渡邉投手が5回を無失点で6つの三振を奪い、2番手投手・宮口投手と無失点リレーで得点を許さず、智弁和歌山が浦和実に5-0で勝利し2018年以来となる7年ぶりの決勝進出を決めた。
この結果、決勝のカードは横浜と智弁和歌山に決定。関東勢と近畿勢の決勝は今回で14回目。両者は1994年の第66回選抜大会の2回戦でも対戦しており、当時は智弁和歌山が10―2で勝利。そのまま決勝まで勝ち上がり春夏通じて甲子園初優勝を飾った。31年ぶりの対戦カードとなったが果たして優勝はどちらのチームか。

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