プロスポーツ史上最高額の契約でメッツに加入したソト 開幕2戦目で豪快1号、期待通りのパワーを発揮

大谷翔平の10年総額7億ドルを上回ったソト photo/Getty Images

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高めを強引に引っ張りスタンドイン

今オフ、ニューヨーク・ヤンキースからニューヨーク・メッツにプロスポーツ史上最高額となる15年総額7億6500万ドル(約1147億5000万円)で加入したフアン・ソト外野手が、日本時間29日に行われた開幕2戦目でホームランを記録した。

メッツはこの日、敵地でヒューストン・アストロズと対戦。ソトは2番・右翼で先発出場すると、3回に迎えた第2打席で移籍後初本塁打を放ち、チームの期待に応えた。

ソトは先発右腕ハンター・ブラウンからカウント1−2と追い込まれるも、内角高めボール気味に投じられた96マイル(約154.4キロ)の直球を強引に上から叩いて右翼席へ運んだ。
打球速度は107.3マイル(約172.6キロ)で飛距離は390フィート(約118.8メートル)。ソトは確信歩き。観客からブーイングと歓声が織り交ざる中、ゆっくりとダイヤモンドを一周した。メッツはこのホームランなどで3−1と接戦をものにした。

試合後にソトは、自身のホームランを振り返り、打ったボールは狙っていたことを明かすと、ブーイングを受けたことに対しては「子供の頃、ブーイングを浴びない場合、あなたは正しいことをしていないとよく言われた。ブーイングを受けるたびに何か意味があるような気がする」と語った。

ソトは今後も、プロスポーツ史上最高額の価値を示していけるか注目だ。

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