体調万全ではないムーキー・ベッツ、10回タイブレークで殊勲のサヨナラ3ラン ドジャース開幕4連勝に貢献

この試合2本のHRを放ったベッツ photo/Getty Images

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勝負強いベッツが帰ってきた

ロサンゼルス・ドジャースの快進撃が止まらない。29日に行われたデトロイト・タイガース戦で接戦を制し、今季初のサヨナラ勝ちを飾った。

その殊勲の一打を放ったのは、開幕前から体調不良に苦しんでいたムーキー・ベッツだった。ドジャースは5-5の同点で迎えた10回。タイブレークから2死二、三塁の状況でベッツに打席が回り、左越えに2号サヨナラ3ランを放った。フルカウントからファウルで粘り、8球目のチェンジアップをジャストミートした。ベッツの勝負強さが光った打席だった。

米国での開幕前には、体重が最大11キロも落ちていたベッツ。それでも試合後には、プレイに問題ないほどの最低限の体力があったことを明かした。この一打については、万全ではない中で結果を出し「本当に誇らしい気持ち」と喜びを語った。
そして現在の体重については、ベッツによると、最も落ちた約68キロから約75キロまで、7キロ戻すことができたそう。そしてあと約4.5キロ増やすことを目標としている。この体重増には、ブリアンナ夫人やシェフが協力してメニューを考え、料理も行ってくれている。「回復のために試合中にも食べて、必要なことはすべてやっている」と語った。

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