カブス鈴木誠也が2試合連続安打 シンカーを捉えて左翼フェンス直撃の二塁打

日本人では唯一、右打者で2年連続20本塁打を達成している鈴木 photo/Getty Images

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状態を上げてきている鈴木

シカゴ・カブスの鈴木誠也外野手が日本時間29日、敵地のアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦に3番・DHで先発出場。2試合連続安打となる二塁打を放った。

鈴木は、ロサンゼルス・ドジャースと対戦した日本での開幕シリーズ2連戦では、8打数無安打と出端を挫かれていた。しかし米国に戻ると、その悔しさを晴らすように、オープン戦で2打席連続本塁打を放つなど、すぐさま復調。そして米国での開幕戦となった27日のDバックス戦では、ライト前ヒットで今季初安打を記録していた。29日の試合でも、状態を上げてきている鈴木の打席に注目が集まった。

そんな鈴木のバットが火を吹いたのは、3回1死で回ってきた第2打席。Dバックス先発右腕メリル・ケリーが4球目に投じた91.2マイル(約146.8キロ)のシンカーを上手く捉え、左翼フェンス直撃の二塁打を放った。鈴木は迷いなく振り抜き、近いうちにフェンス越えも期待できるような打席だった。
鈴木がチャンスメイクしたものの、その後は打線が沈黙。カブスはわずか3安打に抑え込まれ、1-8で敗れた。鈴木の成績は4打数1安打だった。次戦は鈴木のマルチ安打と、カブスの勝利に期待したい。

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