プレミアでは“2ゴール”に留まるC・パレスのエースが大一番で存在感 エゼが1ゴール1アシストでFAカップ準決勝へ導く 「我々にはこのクオリティが必要だ

大一番で結果を残したエゼ photo/Getty Images

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フラムペースで進む流れを変えた

FAカップ準々決勝でフラムと対戦し、3-0の勝利を飾り、準決勝進出を決めたクリスタル・パレス。

この試合でチームを勝利に導く活躍を見せたのがパレスのエースであるイングランド代表MFエベレチ・エゼだ。序盤はフラムペースで進んでおり、劣勢だったパレスだが、34分、エゼがカットインから見事なビューティフルゴールを決めると、その4分後にはイスマイラ・サールのゴールをアシストし、一気に試合のムードを変えた。

今シーズンは怪我の影響もあり、プレミアリーグでは24試合で2ゴール6アシストに留まっているエゼだったが、準決勝進出がかかった大一番で存在感を発揮。指揮官のオリヴァー・グラスナー監督もエースの活躍に脱帽した。
「エブス(エゼの愛称)はプレミアリーグでそれほど多くのゴールを決めていないが、チャンスはたくさんあったので、かなり奇妙なシーズンだったと思う。彼は多くの場面でとても不運だった。ゴールが認められなかったり、ボールをはじかれたり、ポストに当たるなど、ありとあらゆる不運に見舞われたが、それでも彼は常に前進し続けた」

「彼はいくつかの怪我に苦しんだ。足の奇妙な怪我もした。ラトビア戦でのゴール、つまりイングランド代表での初ゴールは、彼個人にとって大きな意味があり、助けになったと思う。彼は常に自信を持っている。彼が素晴らしいフィニッシュ力を持っていること、右足でカットインできることは誰もが知っている。ラトビア戦ではニアポストにゴールを決めたと思う。ここではファーポストへの素晴らしいフィニッシュだった」

「我々にはこのクオリティが必要だ。どのチームもこのクオリティを必要としている。特にフィニッシュでは。今日はそれが役に立った。間違いなく役に立った」(英『Sky Sports』より)

ちなみに日本代表MF鎌田大地は70分より出場し、75分にはチームの3点目となるエディ・エンケティアのゴールをアシストしている。


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