リーグ優勝へ痛恨のドローとなったアトレティコ それでもシメオネ監督は前を向く「最後の5試合までは分からない」

アトレティコの指揮官ディエゴ・シメオネ photo/Getty Images

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エスパニョールと1−1のドロー

アトレティコ・マドリードのディエゴ・シメオネ監督が、現地時間29日にアウェイで行われたラ・リーガ第29節のエスパニョール戦を振り返った。

現在3位のアトレティコ。混戦するラ・リーガの優勝争いで一戦も落とせない中、試合は38分にセサル・アスピリクエタのボレーで先制に成功する。しかし71分、セットプレイでの守備の際にクレマン・ラングレが相手のユニフォームを引っ張り後ろに倒してしまいPKを献上。これをエスパニョールのキッカー、ハビ・プアドが冷静に決めて同点に追いつかれる。その後ゴールは生まれず試合は1−1のドローに終わった。

これでアトレティコはリーグ戦3戦未勝利で現在勝ち点は57ポイント。首位で1試合未消化のバルセロナとは6ポイント離され、さらにバルセロナが30日のジローナ戦で勝利すると勝ち点差は9ポイントに広がる。リーグ優勝に向け非常に痛いドローとなってしまったアトレティコだが、試合後シメオネ監督は「私はいつも、リーグは最後の5節で決まると言っている。第6節以降、誰がタイトルを争うのか知りたくなるものだが、最後の5節までは分からない」とリーグ優勝を諦めておらず、最後まで戦う姿勢を示した。
現地時間4月2日にバルセロナとのコパ・デル・レイ準決勝2ndレグが行われる。ホーム、エスタディオ・メトロポリターノで行われる大一番を前に「冷静に考えて良い時もあれば、悪い時もあるのは分かっている。水曜日には非常にエキサイティングな試合がある。すべてのエネルギーと能力をこの試合で発揮したい」と意気込んだ。

アトレティコとバルセロナのコパ・デル・レイ準決勝2ndレグは日本時間4月3日午前4時30分にキックオフされる。

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