ベリンガムはスターになる運命にあった? ドルトムント加入時をレジェンド、ロイスが振り返る 「彼は間違いなく特別な選手」

レアルのスター、ベリンガム photo/Getty Images

続きを見る

今季は公式戦39試合で12ゴール11アシスト

現在MLSのロサンゼルス・ギャラクシーでプレイするマルコ・ロイスは現在レアル・マドリードでプレイするイングランド代表MFジュード・ベリンガム(21)がドルトムントに加入したばかりの頃を振り返った。

バーミンガム・シティでプロキャリアをスタートさせ、2020年にドルトムントへステップアップを遂げたベリンガム。3シーズンに渡ってドイツでプレイした後、2023年夏に総額1億300万ユーロもの移籍金にて世界最高のクラブの1つであるレアルへ加入した。

公式戦43試合で23ゴール13アシストと圧巻の数字をレアル1年目で残すと、今シーズンもここまで公式戦39試合で12ゴール11アシストを記録し、ベリンガムは21歳ながら確固たる地位を築いている。
技術的な側面だけではなく、カリスマ性をも兼ね備えるベリンガムは今のサッカー界を代表する選手の1人だが、ロイスはドルトムントにやってきたばかりの時からそのスター性を感じていたようだ。『Hayters』にて次のように語っている。

「この男がドルトムントに来たのは17歳か18歳の時だったと思う。私はすぐに、彼がこのクラブでプレイするのに十分な強さとパワー、そしてクオリティを持っていることがわかった。彼は常にプレイしたいと望み、クラブのために自分の人生を捧げようとしていた」

「私はすぐに、彼は大きな才能を持つ器の大きい人だと分かった。今、マドリードで彼が素晴らしい資質を持っていることがわかるだろう。特に昨年のスタッツがそれを物語っている」

「彼は私たちと一緒に練習したりプレイしたりすることを恐れていなかった。彼は特別で、ドルトムントの人々は彼を愛していた。なぜなら、彼は一生懸命にプレイし、人々は彼の努力を本当に評価していたからだ。彼は試合でもトレーニングでも、そのことを示していた。彼は間違いなく特別な選手だ」

17歳でドルトムントへ加入したベリンガムだが、当時から自信に溢れており、その片鱗を見せていたと語ったロイス。時々まだ21歳ということを忘れてしまうような選手ではあるが、スターの道を歩くベリンガムはこれからどんな選手へと成長していくのか、楽しみだ。


記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.303 躍動するサムライ18

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ