アフリカ予選で苦しむナイジェリア代表に追い風か グループC首位南アフリカが規定違反で勝ち点減点の可能性

今回のアフリカ予選で苦戦するナイジェリア代表だが...... photo/Getty Images

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現在勝ち点7で4位のナイジェリア

2026年ワールドカップ北中米大会アフリカ予選のグループCに所属する南アフリカ代表が、勝ち点を減点される可能性があるようだ。

『ESPN』によれば、南アフリカ代表は現地時間3月21日に行われたレソト代表との試合で、出場資格のないMFテボホ・モコエナを起用したとのこと。モコエナは2023年11月のベナン代表と、2024年6月のジンバブエ代表とのワールドカップ予選でイエローカードを受けており、この試合は出場停止のはずだったが同選手は81分までプレイ。このことでレソトサッカー協会がFIFAとCAF(アフリカサッカー連盟)に正式な調査を申し立てたという。これが規定に反していたとなれば、南アフリカに対してポイントの減点が行われる可能性があり、現在勝ち点13で首位を走る南アフリカはこの試合で得た3ポイントを失うという。

その場合、その恩恵を受ける形になるのが同グループのナイジェリア代表だ。今回の予選で苦戦するナイジェリア代表は現在1勝4分1敗の勝ち点7で順位は4位。3月に行われたアフリカ予選ではルワンダ代表に2−0で勝利するも、次のジンバブエ代表との試合では1−1のドローで終わり1勝1分という成績で終えた。この結果、首位の南アフリカとは6ポイントも離されてしまっている。
アフリカ予選は各6チームずつ9組に分けられ各組1位がワールドカップに出場し、各組2位のうち上位4チームがプレイオフに出場。勝者は3月に行われる大陸間プレイオフへと進出するレギュレーションとなっている。現状自力進出が難しいナイジェリアだが、仮に南アフリカに処分が降れば勝ち点差が3ポイントに減少。また9月に直接対決もあるため、自力突破の可能性も見えてくる。この判定は両チームにとって今後大きく影響を及ぼすことになるが果たして……。

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