先頭から3球三者連続弾、ジャッジ1試合3発 ヤンキース打線が計9発の猛打で記録づくめの大勝

爆発したヤンキース打線の中でも3発を放ち存在感を見せたジャッジ photo/Getty Images

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3つのメジャー記録と2つの球団記録

日本時間30日に行われたニューヨーク・ヤンキース対ミルウォーキー・ブルワーズでヤンキース打線が凄まじい打力で、複数の記録を打ち立てた。

驚きは、まず初回の攻撃。1番ポール・ゴールドシュミットがブルワーズ先発ネスター・コルテスから初球を打って左中間へ先頭打者ホームラン。そして2番コディ・ベリンジャーも初球を右中間に運ぶと、3番アーロン・ジャッジも1球目を見事に捉え、左翼越えのアーチを描いた。ヤンキースにとって先頭打者から3者連続本塁打は球団史上初。しかも試合開始から3球全てを本塁打としたのはメジャー史上初のこと。

記録達成はこれだけではない。その後、初回2死から、オースティン・ウェルズにも一発が飛び出し、ヤンキースが初回に4発を記録したことも球団初の記録となった。
ウェルズのホームランはこれで2試合連続。28日の開幕戦で1番として出場し、先頭打者として一発を放ち、球団史上初の開幕戦先頭打者本塁打の記録を作った。さらにこの記録は、開幕戦で捕手として先頭打者ホームランというメジャー史上初の記録にもつながっていた。この日もヤンキースは別の打者が先頭打者ホームランを記録したことによって、異なる打者による開幕2試合連続先頭打者弾がメジャー史上初の記録となった。

これだけでも話題は盛りだくさんではあるが、ヤンキースの猛打は止まらない。2回にも5番アンソニー・ボルピーが一発を放ち、3回にはジャッジの2発目、続く4番・ジャズ・チザム・ジュニアもスタンドイン。なんと3回までに一つのチームが7本塁打を放つメジャー史上初の記録も打ち立てた。

ちなみにジャッジは4回にもこの日3本目のホームランなどで4安打8打点の活躍。7回には代打オズワルド・ペラザの本塁打で1試合9本のホームランショーとなった。ヤンキースは20−9でブルワーズに勝利した。

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