ドジャース佐々木朗希が2試合目の先発登板で2回途中で降板 押し出しを含む4四球と制球に苦しむ

大きな期待を背にメジャー1年目の挑戦が始まった佐々木 photo/Getty Images

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課題が浮き彫りに

ロサンゼルス・ドジャースに所属する佐々木朗希投手が日本時間30日、デトロイト・タイガース戦に先発登板した。本拠地ドジャースタジアムでは初登板となった。

ところが佐々木は、初回から制球が安定せず2失点。1回2/3を投げたところで降板した。

佐々木は初回、1番ザック・マッキンストリーに左前打を許したが、2番ライリー・グリーンには96.7マイル(約155.6キロ)のストレートで空振り三振を奪う。これで波に乗るかと思いきや、その後も甘く入ったストレートを安打され、変化球の制球も乱れて四球が絡み、2死満塁のピンチを背負う。6番マニュエル・マーゴットには、当たり損ねの三塁線ボテボテのゴロが内野安打となり、先制点を献上すると、7番トレイ・スウィーニーには押し出し四球で2失点となった。
2回も佐々木は投球を修正できずに苦しんだ。先頭の9番ライアン・クライドラーに四球。1番マッキンストリーの打席で暴投でランナーを二塁へ進塁させてしまう。そのマッキンストリーは鋭いストレートで見逃し三振を奪い、2番グリーンも遊飛に打ち取って2死を奪うものの、3番スペンサー・トーケルソンに四球を与え、再び乱れたところでロバーツ監督がベンチから動き、降板となった。

佐々木は61球を投げ、ストライクは32球とストライク率は52.4%。最速は96.9マイル(約155.9キロ)と、彼にしてはまずまずという球速。鋭いボールもなかったわけではないが、悪さが目立った投球だった。今後は今回の登板で浮き彫りになったコントロールの修正が優先課題となりそうだ。

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