97億円の契約解除金は格安なのか 人気急上昇中DFディーン・ハイセンとは何者か

ボーンマスのハイセン photo/Getty Images

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多くのクラブが獲得に動いている

アンドニ・イラオラ監督のもとで今季好調をキープしているボーンマス。プレミアリーグでは10位となっているが、それほど上位との差はなく、4位チェルシーとは5ポイントしか離れていない。

そんなボーンマスで今季評価を高めた人物がいる。19歳でスペインのフル代表に選出されたDFディーン・ハイセンだ。198cmとサイズのあるCBで、レアル・マドリードをはじめ多くのメガクラブが彼の動向を注視している。

『The Athletic』ではハイセンがどのような選手で、どのような強みを持つプレイヤーなのか紹介している。
まず守備面でいえば、ハイセンは積極的な守備を好んでいる。パスを受ける相手に対し、CBの位置から前進してマークに付き、ボール奪取を試みる。今季のプレミアリーグではCBの中で3位のインターセプト数を記録しており、相手の攻撃の矢印を折ることができる(1位はサウサンプトンのヤン・ベドナレク、2位はリヴァプールのフィルジル・ファン・ダイク。データは『SofaScore』より)。

CBのインターセプトは自らが守るエリアを離れるリスクのあるプレイではあるものの、ボーンマスの指揮官であるアンドニ・イラオラ監督はハイセンについて「彼は自信に満ち溢れている。どのFWもマークすることを恐れず、落ち着いて対処することができる」と称賛の言葉を送っている。

空中戦では2m近い長身を生かして48回の勝利を記録し、勝率は59%と高い数字を残している。

守備の読みも鋭く、ボーンマスではチームが前掛かりになった際に、後方のスペースを監視し、相手のカウンターに備えている。

ハイセンは守備だけでなく、ビルドアップもハイレベルなものを備えており、両足でのロングフィードで攻撃を操る。相手のプレッシャーが弱ければ、自らドリブルで運ぶこともでき、スペイン代表として出場したオランダ戦では自陣ゴール前でインターセプトに成功すると、そのまま持ち上がり、スルーパスを供給して攻撃を活性化させるシーンがあった。

守備面ではインターセプトと空中戦、読みの鋭さを生かしたプレイを得意とし、攻撃面では両足から放たれる高精度のパスとボールキャリーでチームに貢献するハイセン。19歳にして攻守両面でハイレベルなプレイヤーであり、『The Athletic』の記者であるデイビッド・オーンスタイン氏によると、ハイセンの契約には5000万ポンド(約97億円)のリリース条項が存在しており、メガクラブが揃って彼の獲得に動いている理由がわかる。ハイセンの能力であれば、5000万ポンドはお手頃価格であり、誰がハイセンの獲得に成功するのだろうか。

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