伊藤洋輝まで負傷してしまい、バイエルンの左サイドが大ピンチ ゲレイロでは守り切れないとの不安も「ゲレイロは攻撃面は魅力的だが……」

ゲレイロは左サイドバックに入れるが…… photo/Getty Images

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CLでインテルの攻撃を抑えられるか

今月の代表マッチウィークでDFアルフォンソ・デイビス、ダヨ・ウパメカノが負傷してしまい、最終ラインに問題を抱えていたバイエルン。

さらにトラブルは続き、今度はDF伊藤洋輝が再び右足の中足骨を骨折してしまった。全治3ヶ月ほどかかると見られ、 今季の復帰は絶望的だ。

ブンデスリーガの優勝へ向けた戦いはもちろんだが、バイエルンは4月8日にチャンピオンズリーグ準々決勝1stレグ・インテル戦を控えている。今の最終ラインでインテルの攻撃を抑えられるだろうか。
独『Bild』はデイビスとウパメカノの穴埋め役として伊藤に期待していただけに、ショックは大きいと取り上げている。左サイドバックにはラファエル・ゲレイロが入れるが、問題は守備だ。

「バイエルンは左サイドに問題を抱えた。デイビス、ウパメカノに続き、伊藤も負傷。伊藤はデュエルに強く、攻撃に強みを持つ相手に対してはデイビスの理想的な代役と考えられていた。しかし、今ではゲレイロくらいしか選択肢がない。そしてゲレイロは今節のザンクト・パウリ戦で守備に問題があることを示してしまった。守備面でポジショニングに疑問があり、失点に直接関与することもあった。ゲレイロは攻撃面は魅力的だが、インテルにはダンフリース、ラウタロ、ムヒタリアン、チャルハノールといった選手がおり、彼らを相手に守備をしなくてはならないと考えると恐ろしい」

「代替案として右サイドバックのスタニシッチ、サシャ・ブイといった選手を左へ回す案もあるが、しかし彼らは日常的に左サイドでトレーニングしているわけではない。準備不足であり、それはそれで大きなリスクだ」

インテルはポジションに関係なく、次々と前線に選手が顔を出してくるのが特長的だ。守備陣のポジショニングは極めて重要となるが、負傷者が続出している中でバイエルンは耐えられるだろうか。

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