2013年から戦う守護神も“38歳” デンマークはK・シュマイケルから守護神を変えるべき時なのか「ポルトガル戦での失点は彼にも原因が」

ポルトガル戦ではシュマイケルに厳しい声も photo/Getty Images

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元代表FWベントナーも序列に疑問

今月行われたUEFAネーションズリーグ準々決勝でポルトガル代表と対戦したデンマーク代表は、1stレグに1-0で勝利。有利な状況で3日後の2ndレグを戦ったが、2ndレグでは延長戦の末に2-5で敗北。2戦合計スコアは3-5となり、デンマークは準々決勝敗退となった。

ポルトガルの攻撃陣を称えるべきではあるが、厳しい評価を受けたのがデンマーク代表の守護神カスパー・シュマイケルだ。

2013年の代表デビューより113キャップを記録していたシュマイケルだが、現在は38歳を迎えている。今もスコットランド王者セルティックで継続的にプレイしているものの、さすがにピークを過ぎたのではないかとの指摘もある。
今回のポルトガル戦を受け、シュマイケルについて冷静な評価を下したのがアーセナルなどでプレイした元デンマーク代表FWニクラス・ベントナーだ。ベントナーはそろそろ世代交代の時ではないかと語っている。

「デンマークに疑問があるとすれば、GKだ。カスパーは38歳だからね。彼のことは大好きだけど、ポルトガル戦での失点は彼にも原因があった。彼をとてもリスペクトしているけど、彼の背後には2人もプレミアリーグでプレイするGKが控えている。監督は序列を変えるべき時だ。ヘルマンセンが6月の親善試合でプレイしてくれることに期待しているよ」(『The National』より)。

今回の代表メンバーでは、シュマイケルに続いてレスター・シティGKマッズ・ヘルマンセン、チェルシーGKフィリップ・ヨルゲンセンも招集されていた。ヨルゲンセンはまだ22歳と若い選手で、チェルシーでも守護神というわけではない。しかしポテンシャルは評価されており、シュマイケルの1番手にこだわり続ける必要はないか。

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