ハンガリー1部のデブレツェンが権田修一の加入を発表 自身3度目のワールドカップに向けてアピールの場を海外に

清水で150試合に出場した権田 Photo/Getty Images

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W杯のために

ハンガリー1部リーグのデブレツェンVSCは31日、権田修一の加入を発表した。権田にとって海外挑戦は3度目となる。クラブは公式サイトで以下のコメントを掲載している。

「DVSCは36歳の権田修一選手と契約した。経験豊富な日本人ゴールキーパーは、日本代表として38試合に出場した印象的なキャリアを持っている。2022年のワールドカップでは、ドイツとスペインを破ってチームがベスト16に進出した際に、日本のゴールを守った」

「2月まで清水エスパルスでプレイし、キャリアの中でアジアカップと天皇杯を制覇している。権田はオーストリアとポルトガルでもプレイ経験があり、J1リーグでは299試合でゴールを守っている。クリスティアン・ヘギが負傷したため、彼の経験はチームにとって大きな戦力となるだろう。ようこそ!」
ハンガリーの古豪であるデブレツェンは、リーグ優勝経験がありながらも、現在11位で降格圏に沈む苦しいシーズンを送っている。チーム再建の鍵として、フリーだった権田に白羽の矢が立てられたようだ。同選手はこれまで2014年、2022年と2度のW杯を経験している。今回の欧州挑戦は、2026年のW杯メンバー入りを視野に入れた決断とみられる。短期間でのアピールが求められる中、ハンガリーの地でどこまで自身の価値を高められるかが注目される。

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