現在大活躍のヤマルでも12位 ムバッペ、セスク、怪物ロナウド……サッカー界で最強だった“10代プレイヤー”は誰だ

ヤマルも昨夏のEURO2024を制しているが…… photo/Getty Images

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ヤマルの場合は来年のW杯を制覇すればとんでもないことに

現在バルセロナでは17歳のFWラミン・ヤマルが大活躍しており、同じバルセロナでは18歳のDFパウ・クバルシも主力だ。ヤマルに関しては昨夏のEURO2024制覇にも貢献しており、10代の選手とは思えぬ実力、メンタリティがある。

ヤマルの衝撃も凄まじいが、過去にサッカー界で最もインパクトを残したティーンエイジャーは誰だろうか。今回英『GIVE ME SPORT』は『サッカー史上最高のティーンエイジャーTOP15』なるランキングを作成しているが、ヤマルでも12位に留まる。

15位:パトリック・クライファート
14位:エウゼビオ

13位:セスク・ファブレガス

12位:ラミン・ヤマル

11位:ダンカン・エドワーズ

10位:クリスティアーノ・ロナウド

9位:マイケル・オーウェン

8位:ヨハン・クライフ

7位:ジミー・グリーブス

6位:ウェイン・ルーニー

5位:ロナウド(ブラジル)

4位:ディエゴ・マラドーナ

3位:リオネル・メッシ

2位:キリアン・ムバッペ

1位:ペレ


ランキングはこのようになっている。アヤックスの点取り屋として18歳の時にチャンピオンズリーグ決勝・ミラン戦でゴールを決めたクライファート、同じく18歳時にベンフィカのエースとして31試合で29ゴールを奪ったエウゼビオ。

10代のうちにリヴァプールのエースとしてPFA年間ベストイレブンにも入り、得点王は2回獲得。イングランド代表として臨んだワールドカップではアルゼンチンを切り裂くゴールを決めた早熟の点取り屋オーウェン、21歳の誕生日を迎えるまでにチェルシーでリーグ通算100ゴールを達成したグリーブス氏。

10代の時点で完成され、クルゼイロとPSVですでに王者の風格を漂わせていた元祖怪物ロナウド。ペレ氏に続き、10代でワールドカップ決勝に出場し、ゴールまで決めて優勝に貢献したムバッペ。ムバッペよりも若い17歳ででワールドカップ決勝で得点を挙げ、頂点に立ったペレ氏。

やはりワールドカップを制しているペレ氏とムバッペのインパクトは特別か。時代が違うとはいえ、世界最高の舞台で10代から活躍するのは普通のことではない。

ヤマルの場合はまだ17歳であり、すでにEUROは制している。仮に来年のワールドカップ2026を制覇するようなことがあれば、ムバッペとペレ氏をも超えるインパクトとなるかもしれない。

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