2位以内の可能性が消滅の中国 予選敗退の可能性に国民は監督と協会に怒り 「今すぐ監督を辞めろ」「CFAは即解体しろ」

本大会出場がさらに厳しくなった中国代表 photo/Getty Images

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サウジアラビア、オーストラリアに敗れ3月シリーズ2連敗

ワールドカップ北中米大会アジア最終予選も第8節までが終了し、残るは6月の2試合のみ。日本がアジア及び世界最速でワールドカップ出場権を獲得し、イランも次いで出場を決めている。

グループCでは日本が早々に出場を決めたことで、残る1枠をオーストラリア、サウジアラビア、インドネシアの3カ国で争う構図に。現在勝点13ポイントで2位のオーストラリアが一歩リードしており、鬼門となる6月の日本、サウジアラビアとの試合で勝ち点4を獲得すれば突破決定。サウジアラビアも残り2連勝すれば逆転での出場が可能で、はたまたこの2カ国の混乱に乗じてインドネシアが漁夫の利で出場ということも可能性としては残っている状況だ。

一方で5位のバーレーン、6位の中国は両チームとも勝ち点が6で2位以内の可能性が消滅。特に最下位に沈む中国は、この3月の2試合で対戦したサウジアラビア、オーストラリアとの2戦を落とし、現在2勝6敗で得失点差は-13。6月はインドネシア、バーレーンとの試合を残しており、この2カ国に全てを出し切り2連勝でプレイオフ出場を狙うが、中国国内では今回のワールドカップ予選を敗退するだろうと考えている人たちが多いようだ。
韓国の『Star News』は「『サッカー協会解体vs監督を切れ』前代未聞の分裂、希望すらない予選敗退寸前……。 ワールドカップ出場を期待していた国民は怒り爆発」という見出しを打ち、ここまでの同国代表の結果に中国のネットユーザーは怒りのコメントが溢れていると報道。「イヴァンコビッチ監督はこれ以上自分を恥じるな、今すぐ辞退しろ」、「今すぐ監督を辞めろ、一体なぜ解雇の知らせがないのか」、「もし彼が西アジア地域の監督だったら、すでにとっくに解雇されていただろう」などといった中国代表を率いるブランコ・イヴァンコビッチ監督に対する批判もあれば、「CFA(中国サッカー協会)は即解体しろ」「不運な監督が問題だ」「選手たちの年収は無駄に高すぎる」「もう代表チームの監督を交代するだけでは問題を解決できないだろう」といった協会への批判も集まっているようだ。

また中国メディア『狐捜』は「中国サッカーチームはワールドカップ出場のチケットを得られないことが確実に見える。4位まで与えられるプレイオフ進出も難しくなった。イヴァンコビッチ監督も避けられない責任を持っている」と報道しており、特に得失点差について言及。初戦で日本に7失点したことが重くのしかかり、以降の試合でも特に得失点を気にして試合に臨む必要が出てしまったこと、それで今回の予選が難しくなってしまったことを指摘した。

中国がプレイオフに進出するためには、残りの2戦を全勝することが絶対で、かつインドネシア、バーレーンの結果にも委ねられる。仮に勝ち点で並んだとしても、得失点差で劣っているため、なるべく大量得点での勝利が望まれる非常に厳しい状況となっている。初戦の日本戦で全てが狂ってしまった中国だが、果たして奇跡を起こせるか。

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