ドジャース、ダスティン・メイが685日ぶりのメジャー復帰登板で好投 「少し冷静でいられるようになった」「今この瞬間を生きている」と人生観が変わるほどの大病を経験

復帰戦で躍動したメイ photo/Getty Images

マウンドでは感極まる場面も

ロサンゼルス・ドジャースのダスティン・メイ投手が日本時間2日、アトランタ・ブレーブス戦に先発し、2023年5月17日以来685日ぶりのメジャー復帰を飾った。

そして、この復帰登板で5回1安打1失点(自責0)、6奪三振と好投。チームの開幕7連勝に貢献した。

メイは2019年にメジャーデビューすると、2020年には10試合に先発するなどローテーションの一角として期待されていた。ところが2021年に右肘を故障し内側側副靱帯再建術(トミー・ジョン手術)を受け、2023年は肘の内側の屈筋腱の修復手術も行い、投げられない日々が続く。その後、昨シーズン中には復帰する予定だったものの、今度は7月に命も危ぶまれる重い食道裂傷を負い、2024年シーズンは全休。2025年の春季キャンプではブルペンやオープン戦でも投げる姿を披露し、開幕を待ってようやく復活を遂げた。

試合後にメイは復帰登板の感想を聞かれると「良い立ち上がりだった。最初の打者を迎えた時、多くの感情があふれ出た。オープン戦に投げたことで緊張せずリラックスして投げることができた。本当にうまくいった」と語った。

そしてメイは、食道裂傷を負った時のことについて聞かれると、野球のことは考えていられないほどの事態だったことを明かし、「私はただただ病の回復だけ考えていた」と当時の心境も述べた。ただ病魔に冒されたことは悪いことばかりではなかった。メイは「以前の私は感情に左右されがちだったけれども、少し冷静でいられるようになった。それは不幸の中で得た教訓。今この瞬間を生きている。何が起こってもうまく対処できると考えられるようになった」と振り返った。

一回りも二回りも大きく成長して帰ってきたメイ。今シーズンは、このような素晴らしい投球を何度披露してくれることだろう。引き続き、彼の活躍に注目だ。

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