前田大然は今夏5大リーグへ向かうべきなのか セルティックOBは絶対手放すなと残留熱望「30ゴールとは普通の記録ではない」

セルティックでプレイする前田 photo/Getty Images

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古橋に続いてベストプレイヤーを手放すわけにはいかないと熱弁

シーズン途中にFW古橋亨梧が退団し、セルティックで古橋に代わるエースへと成長したFW前田大然。今季ここまで全コンペティション合わせて30ゴールを奪っており、今季のスコットランドリーグ年間MVPにふさわしいとの声もある。

セルティックで大活躍した選手は、今冬の古橋のように5大リーグのクラブに引き抜かれるケースが多い。おそらく前田もステップアップを視野に入れていることだろう。

ただ、それに待ったをかける人物がいる。クラブのOBであり、解説を務めるクリス・サットン氏だ。同氏は何としても前田に残ってもらいたいと説得している。
「前田の活躍は素晴らしい。たまに訪れる特別なシーズンの1つであり、30ゴールとは普通の記録ではない。しかしその一方で、心配しているセルティックのサポーターもいるだろう。彼らはクラブの仕組みがどういうものか知っている。セルティックは発展途上のクラブであり、選手がピークに達したところで高値で売却してきた歴史がある。そのモデルから考えれば、前田は今夏に売却される可能性がある。しかし待ってほしい。私もそのモデルは理解しているし、成功を収めてきたことも分かっている。しかし時には物事を大局的に見て、前田をクラブに留めた方が重要度が大きいと考えられないか」

「優秀な選手を全員売り続けるわけにはいかないのだ。時にはそうした選手を引き留め、監督がチームを作りやすいようにしないといけない。現在絶好調の前田を手放すなんて馬鹿げている。すでにセルティックは古橋というトップストライカーを手放しているが、それはフロントのミスだと思っている。同じことをする余裕はない。セルティックにとってチャンピオンズリーグの予選は極めて重要だ。今季欧州であれだけの進化を遂げられたのに、数ヶ月でそれを無にしてしまうのは意味がない。前田を売却してはならない。これほど多くの役割をこなせる選手を売却して2500万ポンドを手にするのか、それともCLに出場してもっと多くの利益を得るべく彼を引き留めるのか、どちらが理に適っているだろう」(『Daily Record』より)。

同氏は古橋が退団する際にも猛反対していたが、今度は前田だ。選手としては5大リーグが魅力的に映るはずだが、セルティックとしてはCLでさらに上の舞台を目指すために前田を残したいだろう。

来年にはワールドカップ北中米大会がある。ワールドカップ1年前の移籍は選手にとってリスクになることもあり、それを考えれば前田がもう1シーズンセルティックに残るプランも悪くはないかもしれない。果たして今夏前田に動きはあるのか。サットン氏と同じく、セルティックのサポーターにとっては穏やかではない夏か。

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