大谷翔平のパワーも自然の猛威に及ばず 幻のホームランは上空約13メートルの風に押し戻され中飛に

不運も重なりチームの勝利に貢献できなかった大谷 photo/Getty Images

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連勝ストップ

日本時間5日、敵地でフィラデルフィア・フィリーズ戦に臨んだロサンゼルス・ドジャース。大谷翔平がこの日も1番・DHでスターティングメンバーに名を連ね、先発のマウンドには山本由伸投手が上がった。

山本は初回に自らの悪送球で1失点してしまうものの、その後は力投。今季最多の97球を投じ、6回3安打1失点と素晴らしいピッチングを見せた。しかしこの日は打線が沈黙。大谷も相手先発ヘスス・ルサルドのチェンジアップに苦戦し、3打席凡退した。第4打席では安打を放ったものの、その後、盗塁死でチャンスを潰してしまう場面もあり、大谷も含めチーム全体が精彩を欠き負けてしまった。

その中でも大谷にとって不運だったのは第2打席だった。ルサルドの甘い97.1マイル(約156.2キロ)のストレートを完璧に捉えたかに見えた。ところが打球は高く上がると伸びず、センターフライとなった。
その後、この打球速度が110.1マイル(約177.1キロ)、角度は32度で、通常であればスタンドインしてもおかしくない条件が揃った打球であったことが判明した。中継でも打球が約5.8メートルも押し戻されたことを示すバーチャル映像が映し出され、無風であればフェンスを越えが期待できた当たりであったことを示していた。ちなみにこの日は打者にとって、センターから約12.9メートルの向かい風が試合中ずっと吹いていたという。

この強風と大谷の打球について、同僚のトミー・エドマンは「絶対ホームランになったはず。上空は吹き荒れていたのかもしれない」と語り、デーブ・ロバーツ監督も「翔平とテオの打球は、普通ならホームランになっていたはず」と不運が重なった敗戦を残念に思う心境も明かした。

これで開幕連勝記録が「8」で止まってしまったドジャース。まだまだ連戦の途中、休みなくフィリーズとの2戦とワシントン・ナショナルズとの3連戦が待っている。ここは気持ちを切り替え、新たに連勝街道を突き進んでほしいところだ。

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