井上尚弥が4年ぶりにラスベガスのリングに上がる心境を語る 打ち合い上等「ヒリつく試合になる」と王者の余裕も

前回の試合で、ジョー・ルイス氏が持つ世界戦KO勝利数の記録に並んだ井上 photo/Getty Images

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アメリカのファンを沸かす試合に期待

プロボクシング世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥が、日本時間5月5日に米ネバダ州ラスベガスのT―モバイル・アリーナで開催されるWBA同級1位ラモン・カルデナスとの防衛戦に向けた記者会見を開き、現在の心境を語った。

井上は、まず4年ぶりにラスベガスのリングに上がることいついて「非常にワクワクしている」と語ると、「KO勝利は考えていきたいが、KOでも判定でも魅せるボクシングをしていきたい」と、アメリカのボクシングファンを沸かす試合を望む気持ちを表明した。

またこの試合においては、対戦相手がなかなか決まらず、3月中旬になってようやくカルデナスに決まったという背景があった。試合までは2カ月を切った状況であったものの、井上は既に分析が済んでいるようで、「リードパンチが優れていてタフ」と相手の印象を一言。その後にカルデナスの前戦について触れると、「ダウンを奪われながらも判定で勝つ自力もあるし強い精神力も兼ね備えている」と指摘した。ただその後の囲み取材では、「せっかくアメリカでやるのだから、逃げ回れられたら面白い試合はできない」と揺さぶりもかけ、「そういう覚悟で来れば、ヒリつく試合になるし、面白い試合になる」と、強い相手と闘えること自体に楽しみを見出しているような王者の余裕の発言もあった。
井上は勝てば、4団体統一王座として4度目の防衛を成功させる。これは現スーパーミドル級3団体統一王者サウル・“カネロ”・アルバレスが持つ最多記録に並ぶ。そしてKO勝利すれば、世界戦KO勝利数を「23」とし、史上最多記録を更新する。井上はそれについては「記録を狙って試合をするわけではない。ベストを尽くした結果、記録を更新できればいい」と飽くまでも目の前の一戦に勝利することだけを目指している姿勢でいることも明かしている。

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