インテルの3バックシステムに合う選手? マルセイユで“7ゴール5アシスト”を挙げる攻撃型WBエンリケへの注目

マルセイユでプレイするエンリケ photo/Getty Images

続きを見る

ダンフリースと競える右WBに

現在インテルでは[3-5-2]がメインシステムとなっており、指揮官シモーネ・インザーギは3バックシステムで固定して戦ってきた。そのシステムの完成度は極めて高く、それを機能させるためにもシステムに合った選手を市場で獲得していくことが重要となる。

伊『Gazzetta dello Sport』によると、現在インテルが目をつけているのがマルセイユでプレイするブラジル人FWルイス・エンリケだ。

2020年にマルセイユに加入したエンリケは、攻撃的なウイングをこなす選手だった。しかし今季よりマルセイユの指揮官に就任したロベルト・デ・ゼルビも3バックシステムを採用していて、エンリケは右のウイングバックに入る機会が増えている。
2021-22シーズンはリーグ戦で0ゴール1アシスト、昨季も1ゴールのみと結果が出ていなかったが、今季のエンリケは7ゴール5アシストと躍動。デ・ゼルビの指導で大きく実力を伸ばしている。

同メディアはその活躍ぶりから、現在インテルの右ウイングバックに入ることが多いデンゼル・ダンフリースと比較できる存在と評価している。

エンリケも181cmはあるが、ダンフリースの場合は188cmとウイングバックにしては規格外のサイズを誇る。そのサイズを活かした重戦車のごとき攻撃参加が魅力で、ダンフリースと同じ仕事をこなせる大型ウイングバックは世界的に見ても少ない。

とはいえ、ダンフリースの負担を軽減する選手は必要だ。同メディアは守備面は改善が必要とエンリケの弱点も指摘しているが、エンリケは23歳と若い選手だ。世代交代へ向けても興味深い選手で、今夏のターゲットとしては魅力的な選手と言えそうだ。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.303 躍動するサムライ18

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ