アストン・ヴィラは“公式戦7連勝中”と最高の形でPSGとの大一番へ エメリ監督は古巣との対決を前に意気込み 「我々はやる気に満ちており、ワクワクしている」

アストン・ヴィラの指揮官エメリ photo/Getty Images

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優勝候補を撃破できるか

プレミアリーグ第31節でノッティンガム・フォレストと対戦し、2-1の勝利を飾ったアストン・ヴィラ。今シーズン好調なフォレストから貴重な勝ち点3を獲得し、来シーズンのCL出場権へ近づいた。

この試合でヴィラは公式戦7連勝を記録。今シーズンの前半は昨シーズンのような安定感を欠いていたヴィラだったが、マーカス・ラッシュフォードやマルコ・アセンシオら新戦力を冬に迎え入れて以降、調子が上がってきた。

このタイミングでチームが連勝を重ねていることは非常にポジティブで、来週のミッドウィークに行われるCLラウンド8・1stレグのパリ・サンジェルマン(PSG)戦に最高の形で挑むことができる。
ラウンド16では優勝候補と言われていたリヴァプールをPK戦の末に破ったPSGは現在CL優勝候補の一角だが、かつて指揮をとった古巣との対決を前にウナイ・エメリ監督は意気込みを語った。

「我々はやる気に満ちており、ワクワクしている。彼ら(PSG)は優勝候補だが、我々はできる限りの準備を行い、競い合い、彼らに適応する方法、我々の戦術構造で優位に立ち、支配する方法を分析しながら、この2試合に臨むつもりだ」

「我々はそういった試合の準備にとても意欲的だ。フォレスト戦とは異なる試合になる。パリ・サンジェルマンとどう戦うかを分析し、見極めるよ。2試合分の準備をするつもりだ。我々がやっていることすべてを分析し、改善しようとしている。前向きな要素はたくさんあるし、もっとうまくできるはずだということもたくさんある」(英『Sky Sports』)

PSGは現在リーグ・アンで23勝5分と負けておらず、早くもリーグ優勝を決めている。キリアン・ムバッペが抜けたチームはより組織的で戦える集団となり、倒すのは簡単ではない。

42年ぶりのCLでありながら、ベスト8まで駒を進めてきたエメリ率いるヴィラ。準々決勝の相手は今シーズン最大の的とも言えるPSGだが、勝利を飾ることはできるだろうか。


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