リヴァプールがA・アーノルドを失えばこうなる? フラム戦敗北に「トレントを失った姿を垣間見た」の声

移籍が確実視されているA・アーノルド Photo/Getty Images

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創造性が欠けている

プレミアリーグ第31節、首位リヴァプールはフラムと対戦し、2-3と敗れた。これで今季リーグ戦2敗目を喫し、26試合無敗の記録に終止符が打たれてしまった。

首位を快走し今季のリーグ優勝は間違いないといわれているリヴァプールだが、思わぬ足踏みとなった。特に前半は先制点のリードを守り切ることができなかったのみならず、連続で失点しており、パフォーマンスには批判も集まっている。

そんななかリヴァプール専門メディア『This is Anfield』は、「リヴァプールはトレントのいない姿を垣間見た」と伝えた。
リヴァプールはカラバオ杯決勝のニューカッスル戦と今回のフラム戦に敗れ、前節のエヴァートン戦は勝ちはしたものの苦戦を強いられた。この3試合を欠場しているのがDFトレント・アレクサンダー・アーノルドだ。正確なキックでチャンスメイクできるA・アーノルドの不在が問題を引き起こしており、来季レアル・マドリードへ去ることが濃厚となった同選手の創造性を失えば、彼らは深刻な痛みに見舞われると同メディアは報じている。

この試合でもリヴァプールはボールを前進させるための問題を抱えており、フラムはドミニク・ショボスライやライアン・グラフェンベルフを抑えることでリヴァプールの攻撃を封じ込めていた。ジャレル・クアンサーやカーティス・ジョーンズが臨時で右サイドバックを務めているが、A・アーノルドがもたらす創造性がチームに欠けていたことは否めない。

後半には怪我から復帰したコナー・ブラッドリーがピッチに登場しチャンスに絡んでおり、同選手に期待する声もあるが、A・アーノルドほどの攻撃性とキック精度は持っていない。右サイドバックのポジションをどう穴埋めするかはおそらく来季の課題となり、このフラム戦でもそれは浮き彫りとなったようだ。



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