ショボスライ、コナテが特にひどい? リヴァプール地元紙はなぜ選手を休ませないのかとスロット采配に疑問

明らかにパフォーマンスを落としているショボスライ Photo/Getty Images

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両者は評点「3」だった

プレミアリーグ第31節、首位リヴァプールはフラムと対戦し、2-3と敗れた。これでシーズン2敗目となり、リーグタイトルが確実視されるなか足踏みをする格好となった。

2位アーセナルとの勝ち点差が11も離れているとはいえ、ここ最近のリヴァプールは疲労の色が濃く、それが結果にも反映されてしまっている。前節エヴァートン戦は勝ちはしたものの内容的に手放しで褒めるような勝利ではなく、その前は公式戦2連敗だ。明らかにリヴァプールは調子を落としている。

疲労の理由が、アルネ・スロット監督のターンオーバーを嫌う選手起用によるものだというのは明らかだ。リヴァプール地元紙『Liverpool ECHO』も、「スロットは答えをはぐらかしたが、数週間前からサポーターの間で激しく議論されている『今季、リヴァプールの監督はもっと頻繁に選手をローテーションさせるべきだったのか』という議論がフォーカスされた」「多くの選手が精彩を欠き、集中力に欠けているように見えた」と報じた。
なかでも、同紙が休ませるべきだと指摘したのはMFドミニク・ショボスライだ。ベストであれば攻撃にも守備にもエネルギッシュに関わることができる同選手だが、同紙はボール保持においても、ギャップを埋めることに関しても悪化させるだけのパフォーマンスだったとし、ハンガリー人選手には休息が必要だと評した。

また、DFイブラヒマ・コナテの調子に関しても「ここ数週間、一貫性がなかった」「前半のプレイはショッキングだった」と心配されている。パフォーマンスだけでなく、ここのところ噂にあがるパリ・サンジェルマンからの興味に関しても懸念が広がっているとし、その議論を鎮めるだけのパフォーマンスを見せられていないと報じられた。

試合の評点では、両選手ともに10点満点で「3」と散々な評価となっている。今回の敗戦でアーセナルとの勝ち点差はわずかに縮まったが、疲労の色濃い現在のチームが今後さらに勝ち点を落とすことは十分に考えられる。スケジュール上は1週間のブレイクをしっかりとれる日程となったが、スロット監督はこのままターンオーバーせずに走り抜くつもりなのだろうか。



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