84試合でのプレイで《78ゴール24アシスト》と驚異的な成績 ケインはタイトルさえ獲れればバイエルンの歴史に名を刻むFWとなる

バイエルンで活躍するケイン photo/Getty Images

すでに得点関与数は100を超えた

2023年の夏にバイエルンに加入してから、FWハリー・ケインはとんでもないペースでゴールに絡んできた。4日に行われたブンデスリーガ第28節アウグスブルク戦でも1ゴールを記録したケインは、ここまでバイエルン通算84試合の出場で78ゴール24アシストを記録している。すでに得点関与数が100を超えているのだ。

独『Kicker』によれば、バイエルンの選手が100試合未満で得点関与数100を達成するのは1990年以降のクラブ最速記録だという。

過去にはロベルト・レヴァンドフスキ(109試合)、ロイ・マカーイ(119試合)、マリオ・ゴメス(126試合)など一流ストライカーがバイエルンの前線を支えてきたが、ケインのペースは彼らを超えている。

足りないものがあるとすれば、やはりチームタイトルだ。昨季はブンデスリーガとDFBポカールを落とす予想外のシーズンとなってしまい、ケインの無冠時代は続いている。

しかし今季はリーグ戦で首位を走り、チャンピオンズリーグでもベスト8に進んでいる。DFBポカールは落としたものの、まだ2冠の可能性が残っている。チームタイトルさえ獲得できれば、ケインはバイエルンの歴史でも最強クラスのストライカーとして記憶されることになるはずだ。得点関与数は文句なしであり、今季こそケインにタイトルを獲ってほしいと願っているサッカーファンは世界中にいることだろう。

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