PSG時代の教訓を活かすべき? フランクフルトでブレイクするエキティケはステップアップを急ぐべきではない「まだ早いと思う」

フランクフルトで活躍するエキティケ photo/Getty Images

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まだ22歳と若い

今冬にFWオマル・マルムシュがマンチェスター・シティに引き抜かれ、フランクフルトでは22歳と若いフランス人FWウーゴ・エキティケが実質的なエースとなった。ここまでブンデスリーガで13ゴール4アシストの成績を残しており、ポテンシャルはマルムシュ以上との期待もある。

すでにエキティケに目をつけているビッグクラブもあるようだが、いつステップアップすべきなのだろうか。現役時代にアーセナルなどで活躍した元フランス代表MFエマニュエル・プティ氏は、現段階でのステップアップは時期尚早との見方を示している。

「彼がPSGでプレイしていた時も見ていたが、あのようなビッグクラブでプレイするには早すぎたね。彼は少し若すぎた。今の彼はフランクフルトで良い時間を過ごしているが、アーセナルやリヴァプールのようなトップクラブに向かうにはまだ早いと思う。プレミアリーグのタイトルを狙うようなクラブで主力になる準備が出来ているか未知数だ」
「例えばニューカッスルがイサクを放出した場合、エキティケは理想の代役になれるだろうか。可能性はあるが、それでもイサクのような選手の代わりを務めるのは大きなプレッシャーになる。ユナイテッドだってそうだ。彼はその若い年齢でユナイテッドのためにゴールを決め続けるという重荷に耐えられるだろうか」(『FourFourTwo』より)。

エキティケはフランス国内のスタッド・ランスで結果を出し、2022年にPSGへ移籍している。しかしPSGではキリアン・ムバッペやネイマールといったスター選手と競うことができず、出番を確保できなかった。

あのような時間は成長を止めてしまう危険があり、出場機会の確保は何より重要だ。ステップアップを焦らず、フランクフルトでもう1、2シーズンは戦ってもいいかもしれない。

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