大谷翔平が4号含む3安打2打点、サイクル安打に一歩届かずもチームの勝利を最優先 第5打席の四球をロバーツ監督が絶賛

人格にも定評がある大谷 photo/Getty Images

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チームプレイに徹した大谷

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が日本時間8日、敵地ワシントン・ナショナルズ戦に1番・DHで先発出場し、4号2ランを含む3安打2打点と大活躍。ただチームは敗れ、今季初の連敗となった。

大谷はこの試合、初回の第1打席で3試合ぶりのヒットとなるセカンドへの内野安打を放つと、3回に迎えた第2打席はカウント2-0からストレートを弾き返し4号2ラン。バットの先で捉えるとパワーでライトフェンス越えの打球を飛ばし、4試合ぶりの本塁打を記録した。

5回の第3打席でも、大谷のバットは猛威を振るう。スライダーを見事に捉え、中越え三塁打を放ち、早くもサイクル安打に王手。自身2度目の偉業達成に期待が膨らんだ。
しかし8回の第4打席は見逃し三振、9回の第5打席は四球で惜しくも達成ならず。大谷は試合後にこの第4、5打席を振り返ると「塁に出ることが先決。三振した4打席目は最後は振りに行かないといけない球だった。最後の打席もしっかりいい打席だった」と記録よりチームの勝利のために最良の選択をした打席を自賛した。

その第5打席の四球について、デーブ・ロバーツ監督も試合後に言及。「サイクル安打を狙わなかったことは、チームプレーヤーであること、次の打者にバトンを渡すことを優先している。彼はこの試合で素晴らしい姿勢を示した」と称賛した。

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