リーグ戦では8位と不調も、ドルトムントはバルサに勝てる? 超ハイラインをドルトムント攻撃陣が突けるかがカギ

ドルトムントの前線にも力はある photo/Getty Images

ハマン氏もドルトムントの勝利を信じる

9日、ドルトムントはチャンピオンズリーグ準々決勝1stレグでホームにバルセロナを迎える。

今季のドルトムントはブンデスリーガで8位と苦戦しており、シーズン途中には指揮官ヌリ・シャヒンの解任にも動いた。現在はニコ・コバチが引き継いでいるが、リーグ戦での戦いは決して理想的と言えるものではない。

完成度ではハンジ・フリック率いるバルセロナの方が上とも考えられるが、短期決戦は何が起こるか分からない。独『sky Sport』にて、元ドイツ代表で解説を務めるディートマー・ハマン氏はドルトムントなら勝てると自信を口にしている。

「ドルトムントは今調子を上げている。ホームでバルセロナにも勝てるだろう。バルセロナは最終ラインの裏が非常にオープンだ。それが上手くいくかは分からない」

バルセロナが警戒すべきは、FWセール・ギラシだろう。リーグ戦の方でも15ゴールと好調だが、今季のギラシはCLでも12試合で10ゴールと爆発している。現在CLの得点ランク首位はバルセロナFWハフィーニャで11ゴール、それをギラシとバイエルンFWハリー・ケインが10ゴールで追いかけている状況だ。ドルトムントとバルセロナの一戦は大会得点王を争う者同士の戦いでもあり、このあたりも注目ポイントだ。

ハマン氏の指摘通り、フリック率いるバルセロナは最終ラインをかなり高く設定している。それがバルセロナの強みでもあるのだが、当然ながらリスクもある。そこをギラシに突かれると危険だが、ドルトムントは昨季ファイナリストの意地を見せられるだろうか。

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