百戦錬磨のレアル・マドリードでもCL準決勝進出は望み薄? アーセナル戦での大敗に「準決勝進出はほぼ不可能」「マドリードにとって、ここ数十年で最悪の夜」

レアルは2ndレグで逆転できるのか photo/Getty Images

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3点のリードはきついか

レアル・マドリードはCLラウンド8・1stレグでアーセナルのホームに乗り込んだが、デクラン・ライスに2つの超絶FKを決められるなど、0-3の大敗を喫した。

前半こそチャンスを作っていたレアルだったが、後半はほとんどチャンスを作れず、アーセナルに主導権を握られてしまった。後半ATには笛が鳴った後にエドゥアルド・カマヴィンガがイライラをボールにぶつけ、2枚目のイエローカードで退場をくらうなど、レアルにとってはフラストレーションが溜まる試合となった。

まだホームでの2ndレグが残されているが、点差は3点。スペイン『MARCA』は「致命傷を負った」とこの敗戦を取り上げており、レアルが逆転してCL準決勝進出を決める望みは薄いと言及した。
「レアル・マドリードはロンドンでの大敗で準決勝進出はほぼ不可能となった。デクラン・ライスの驚異的なシュートでチームは完全に崩壊した。 それ以降、マドリードはピッチから消え、ピッチでもベンチでも何の反応も示さず、数週間にわたって示してきた症状をさらに悪化させた。 活気も、魂も、サッカーもない。 欧州チャンピオンにふさわしくない悲劇的な夜だった」

さらに同メディアは「1週間で復活を遂げることは想像しがたい。マドリードにとって、ここ数十年で最悪の夜となった」とも綴っており、2ndレグまでにこの敗戦から立ち直ることが厳しいと考えている。

しかし、来週のミッドウィークに控える2ndレグは本拠地ベルナベウで行われる。レアルはここで逆転劇を起こしてきた過去があり、まだ諦めるのは早いだろう。先週末のバレンシア戦(1-2)に続き、またしてもらしくないパフォーマンスを見せてしまったレアル。

ベルナベウでの戦いは欧州王者の意地を見せる試合となるが、百戦錬磨のレアルは奇跡の大逆転劇を起こせるのか、注目だ。


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