寺地拳四朗が故郷に凱旋し、バムに勝って「 P4Pランキング5位以内に入りたい」と次の目標に照準 ……ただ所属ジム会長は「7月末に防衛戦」と持ち越しを示唆

井上尚弥に次ぐ複数階級統一王者となった寺地 photo/Getty Images

次戦はフライ級での防衛戦か

ボクシングWBA・WBCフライ級統一王者の寺地拳四朗が、3月にユーリ阿久井政悟との世界戦で勝利し、恒例の地元凱旋を飾った。

この日、寺地が訪問したのは京都府城陽市、宇治市、京田辺市、久御山町の4市町の役場。城陽市役所に訪れた際に奥田敏晴市長から花束贈呈され取材にも応じた。寺地は「応援ありがとうございました。無事2団体統一することができました。ベルトを持って帰ることができてうれしい」と勝利の報告ができた喜びを語った。

その後は『The Ring』のパウンドフォーパウンド(P4P)ランキングで10位に入った感想を聞かれると「もともと興味はそこまでなかったんですけど、いざ入るとうれしい。ランキングも上げていきたいなというのはありますし、入ったことによって強い相手から注目されるので、そういう面ではありがたいですよね」と語ると今後は「5位以内に入りたい」との目標を明かした。

そんな寺地はスーパーフライ級へ転向することも明言している。P4Pランキング現在6位の“バム”ことジェシー・ロドリゲスに勝てば、自ずと先に述べた目標が現実的なものになってくる。

ただ所属ジムの寺地永会長は階級を上げることには慎重な姿勢を示し「フライ級に上げたばかりですし、7月末にもフライ級で防衛戦が決まるかもしれないです」と今後のスケジュールについて語った。

果たして寺地の次戦はどうなるのか、引き続き彼の動向に注目したい。

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