対戦相手へのレッドカードを主審に抗議 カイル・ウォーカーが目の当たりにしたデレ・アリ退場を振り返る

ミランのカイル・ウォーカー photo/Getty Images

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「心臓がドキッとしたんだ」

トッテナムでブレイクを果たすも、その後は調子を落としてしまい、エヴァートン退団後は無所属が続いていたデレ・アリ。それでも、トレーニングは続けており、この冬の移籍市場でセリエAのコモに加入している。

コモ移籍後は出番がない状態が続いていたが、第29節ミラン戦でようやく出番を得ることに成功し、ピッチに立った。しかし、守備の場面でルベン・ロフタス・チークを後ろから倒してしまい、主審はレッドカードを提示。アリのミランデビュー戦はほろ苦いものとなってしまった。

トッテナム時代のチームメイトであり、現在はマンチェスター・シティからミランにレンタルで加入しているカイル・ウォーカーはアリのデビュー戦でピッチ上にいた。彼は元同僚の退場を目の当たりにし、相手チームながら主審にレッドカードを取り消すよう懇願していたのだ。
『BBC』ではアリの退場に抗議したウォーカーが当時の心境を語っている。

「心臓がドキッとしたんだ。他の選手だったら、そのまま退場させていただろう」

「しかし、デレがコモでチャンスを得るために、どれだけ努力してきたかを知っている。彼にとってコモはキャリアを復活させるクラブになると思う」

アリはブレイク時期が早く、まだ28歳の選手だ。近年は選手寿命が延びており、コモで再ブレイクを果たすことはできるのだろうか。

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