井上尚弥が自身のキャリアについて今後「3年がピーク」とコメント 32歳の誕生日を迎え、改めて2025年の抱負を表明

鍛え上げられた背中を披露する4階級制覇王者の井上 (写真:本人インスタグラムより)

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所属ジムを通じて声明

プロボクシング、スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥が10日、32歳の誕生日を迎えた。

井上はこの日、所属ジムを通じてコメントを発表。「本日32歳になりましたが、まず肉体の変化はまったくないです。それに気持ちもどんどん上がってきています。というのも試合のスケジュールがハードになっていて、それが自分の中ですごく刺激的な年だなと思えるからです。なのでモチベーションも高く維持できています。自分としては、ここから新たなスタート地点として設定し、3年が本当にピークまで持っていける時期だと思っています。32歳になって、ここから3年という逆算で、また1年間をしっかりと頑張っていきたいと思います」とキャリアの道筋を明かした。

32歳で迎える初戦は5月4日(日本時間5日)、米ネバダ州ラスベガスのT-モバイルアリーナで行われる。対戦相手はWBA世界同級1位のラモン・カルデナスだ。
井上は現在、『The Ring』のパウンド・フォー・パウンドランキングで2位。一時はトップにランクインするなど海外からの注目度がこれまで以上に高まりつつある。今後、海外での試合が増えることを見込んで、所属ジムの大橋秀行会長は、井上に高級スーツケースを贈った。

カルデナス戦に勝利すれば、9月に日本でWBA同級暫定王者ムロジョン・アフマダリエフとの防衛戦、続いて12月には、サウジアラビアでフェザー級に挑戦する計画も噂されている。

また来春には、今後スーパーバンタム級への転向が予定されるWBC世界バンタム級王者・中谷潤人との直接対戦もある。

井上が語ったピークまでの最初の1年となる2025年。まずその初戦のカルデナス戦でどのような戦いを披露するか注目だ。

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