バルサにMSNに次ぐNo.2の攻撃ユニット完成の時 3人だけで“82ゴール”を奪うユニットに見える100ゴール超え

ゴールを両差するバルセロナ photo/Getty Images

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メッシ、アンリ、エトーのユニットなら超える可能性?

バルセロナが3冠を達成した2014-15シーズンは、まさにMSN祭りだった。リオネル・メッシ、ルイス・スアレス、ネイマールで構成されたMSNトリオは全ての敵を粉砕し、2014-15シーズンは3人だけで122ゴールを奪っている。

今季のバルセロナに3冠をもたらす存在がいるとすれば、それはロベルト・レヴァンドフスキ、ハフィーニャ、ラミン・ヤマルの3トップだ。このトリオも破壊力抜群で、9日に行われたチャンピオンズリーグ準々決勝・ドルトムント戦1stレグでもハフィーニャとヤマルが1ゴールずつ、レヴァンドフスキが2ゴールを奪って4-0と大勝している。

ハフィーニャのゴールに関しては『ごっつぁんゴール』なところもあったが、それでも得点には変わりない。今季ここまでこのトリオはレヴァンドフスキが40ゴール、ハフィーニャが28ゴール、ヤマルが14ゴールの計82ゴールを挙げている。
スペイン『Mundo Deportivo』はMSNに次ぐトリオだと絶賛する。MSNは2015-16シーズンに131ゴールという記録を残しており、さすがに現在のトリオが今季ここからMSNの数字を目指すのは無理があるだろう。

しかし今季はリーグ戦残り8試合、スペイン国王杯決勝の1試合、そしてCLは決勝まで進めば4試合プラスできる。残り13試合戦えることになり、同メディアもトリオで100ゴール達成は可能ではないかと見る。

MSN以外のトリオを振り返ると、バルセロナでは2008-09シーズンにメッシ38ゴール、サミュエル・エトーが36ゴール、ティエリ・アンリが26ゴールで計100ゴールを挙げたユニットに加え、2010-11シーズンにメッシ53ゴール、ダビド・ビジャ23ゴール、ペドロ・ロドリゲス22ゴールの計98ゴールを挙げたユニットもある。

この2組ならば、現在のトリオが超える可能性がある。果たして今季のトリオはどこまで数字を伸ばすのか。100ゴール超えの先にチームの3冠もあれば言うことなしだ。

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