今季のバロンドール争いに変化? サラーに続き、ムバッペもCL敗退なら有力候補は2人に

今季絶好調のハフィーニャ photo/Getty Images

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CLの結果が大きく影響する

欧州のリーグ戦は終盤戦に突入し、チャンピオンズリーグ(CL)も準々決勝1stレグが終了。すでにリーグ・アンではパリ・サンジェルマン(PSG)が王者に輝いたが、ここからはタイトルレースも正念場を迎える。

そんななか、『Mirror』はバロンドール争いにも変化が起こっていると伝えている。これまでは今季45試合で32ゴール22アシストを記録しているモハメド・サラーやレアル・マドリードで存在感を示し、公式戦47試合で32ゴール4アシストを記録するキリアン・ムバッペの名前が多く挙げられていた。しかし、サラーが所属するリヴァプールはCLラウンド16で姿を消し、ムバッペのいるレアルも準々決勝1stレグでアーセナルに0-3で敗戦し、敗退の危機に陥っている。

主要国際大会がない今シーズンはCLの結果がバロンドール獲得レースで大きな影響を及ぼすと同メディアは主張しており、欧州王者に輝いたチームから選ばれるだろうと推測。そして有力な候補として挙げたのがバルセロナのハフィーニャとPSGのウスマン・デンベレだ。
ハフィーニャはハンジ・フリック率いるバルセロナで覚醒の時を迎えており、ここまでは公式戦45試合で28ゴール22アシストと圧巻。今シーズン最も調子がいい選手と言っても過言ではない。バルセロナは CL準々決勝1stレグでドルトムントに4-0の勝利を飾り、準決勝進出が濃厚。さらにリーグ戦でも首位、スペイン国王杯も決勝に進出するなど3冠の可能性を残す。

そしてデンベレも今シーズンは印象的な活躍を続けている選手の1人だ。早くもリーグ王者に輝いたチームでここまで公式戦41試合で32ゴール10アシストを記録。9番での起用がハマっており、全盛期とも言えるパフォーマンスを見せている。PSGも3冠の可能性を残しており、CL準々決勝1stレグでアストン・ヴィラに3-1で勝利、クープ・ドゥ・フランスも決勝へコマを進めている。

ロドリが獲得した昨季のバロンドールはCL王者に輝いたレアル・マドリード内で票が割れたといこともあり、バルセロナがCL王者になった場合、ハフィーニャはレヴァンドフスキ(40試合で40ゴール3シスト)やヤマル(43試合で14ゴール21アシスト)と争う懸念点を同メディアは主張しているが、それでもハフィーニャの今季の活躍は印象的だと伝えている。

CLも来週にはベスト4が出揃うが、今シーズンの欧州王者を決める戦い、さらにバロンドール獲得レースから目が離せない。


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