寺地拳四朗、S・フライへの転向は「次の次か、その次」 今後は世界へ意識を向け、より自分の価値を高める戦いへ

日本人史上2人目、2階級統一王者となった寺地 (写真:本人インスタグラムより)

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番組収録で明かす

ボクシングWBA・WBC世界フライ級統一王者・寺地拳四朗が、元WBC世界バンタム級王者の山中慎介氏とともに番組収録を行った。そこで注目される今後の展望について明かした。

番組は4月19日から「U-NEXT格闘技公式YouTube」にて公開予定。3月13日に行われた前WBA同級王者ユーリ阿久井政悟との統一戦を振り返る内容となった。

寺地は今回、試合映像を見るのが初めてで、実はユーリからダメージの大きいパンチを幾つもも浴びていたことを明かした。そして「ユーリ選手は本当に強かった。あの選手を上回れたことが大きな成長だと思う。そう思うとまだ伸びしろはあるのかな」と相手を称えつつも、その難関を乗り越えた手応えも語った。
将来的には、スーパーフライ級へ挑戦する意向を明言している寺地。しかし次戦については、夏ごろにフライ級での防衛戦が行われると噂されている。寺地は、今回も改めてWBCスーパーフライ級王者・ジェシー“バム”ロドリゲスとの対戦希望を表明しつつも「自分としては次の次、その次あたりにできればいいかな」と展望を述べた。

寺地はユーリとの激闘を終え、コンディションも順調に戻してきた。そして来週にも練習を再開する予定だ。パウンド・フォー・パウンドランキングでも初めて10傑に入り、改めて世界へ意識を向けると、もっとランキング上位にのぼり詰めたいとの意欲も出てきた。

寺地は「自分の価値を上げてくれる相手とやりたい」と今後のキャリアを見通した発言もし、世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥やWBC世界バンタム級王者・中谷潤人に続く世界的ボクサーとして、まだまだ名声を高める目標を掲げた。


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