中村敬斗が“2発”で完全主役に 伊東純也&関根大輝も先発のスタッド・ランス、トップハーフの難敵を撃破

好調の中村 Photo/Getty Images

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エースが決める

16位と低迷していたスタッド・ランスが、リーグ・アン9位のRCランスを敵地で撃破した。ヒーローとなったのは、今季絶好調の日本代表WG中村敬斗である。中村は2ゴールを決め、チームを勝利へと導いた。

試合には日本代表トリオが揃って先発。中村に加えて、伊東純也と関根大輝も名を連ねた。注目の一戦で先制点をもたらしたのは、やはり中村であった。前半33分、セルヒオ・アキエメが鋭いスプリントで相手の右サイドの背後を突くと、左足でグラウンダーのクロスを入れる。一度はクリアされるも、こぼれたボールを再度アキエメが折り返し、ペナルティエリアで良いポジションをとっていた中村が冷静にフィニッシュ。公式戦通算10ゴール目を決めた。

さらに後半88分には、高速カウンターから斜め45度からのシュートを落ち着いて流しこみ2点目を奪取。この得点で中村のリーグ戦ゴール数は11に到達し、公式戦では今季12得点目。その決定力の高さを改めて証明した。『WhoScored』によれば、中村は両チーム合わせて2番目に高いレーティングの8.6点(10点満点中)を獲得した。
スタッド・ランスはこの勝利で順位を暫定で14位に上げ、残留争いに一筋の光を見出した。中村の爆発、そして日本代表トリオの躍動は、残留への鍵となるだろう。



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