12月にMLS優勝を決めたばかりだが…… ロイス、吉田麻也もいるLAギャラクシーが“開幕7試合で0勝”の最下位に沈んでいた

LAギャラクシーではロイス(左)もプレイしている photo/Getty Images

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ロイスもストレスが溜まっていると語る

MLSの年間王者を決めるプレイオフのMLSカップ決勝にて、ニューヨーク・レッドブルズを2-1で撃破して2024年の王者に輝いたロサンゼルス・ギャラクシー。

あの歓喜から4か月しか経っていないのだが、現在のLAギャラクシーは最悪の状況にある。今年2月より開幕した新シーズンでは、まだ白星が1つもないのだ。ここまでリーグ戦7試合を消化し、2分5敗の成績でウェスタン・カンファレンスの最下位に沈んでいる。チームにはDF吉田麻也、山根視来も所属しているが、今年の開幕からは元気がない。

そしてこの状況にフラストレーションを溜めている選手の1人が、昨夏に加入した元ドイツ代表FWマルコ・ロイスだ。
ロイスは昨季限りでドルトムントを離れ、活躍の場をLAギャラクシーへ移した。昨年はシーズン途中の加入でありながら、途中出場を中心にロイスもMLSカップ制覇に貢献している。

しかし、昨年の段階ではまだ絶対的な主力だったわけではない。ハムストリングを痛めていた時期もあり、優勝を決めたNYレッドブルズ戦も15分しか出場していない。

それだけに今年の開幕には強い思いがあったはずだが、まさかの未勝利が続いている。ロイスも膝の怪我で第4節から欠場が続いており、フラストレーションが溜まっていることを認めている。

「チームでは大きな変化があった。怪我をした選手もいれば、チームを去った選手もいる。新しい選手も加わったけど、彼らには時間が必要だ。しかしこのスポーツは待ってくれない。トレーニングを含め、チームは昨年よりも高いレベルでやらないといけない。なぜなら、対戦相手はどこも昨年王者を倒したいと思っているからね。僕たちは解決策を見つけ、チーム内で適切な連携を構築していかないといけない」(『Sport Bild』より)。

ロイスもLAギャラクシーでの最初のフルシーズンがこんなスタートになるとは予想していなかったかもしれない。昨年王者が開幕7戦未勝利スタートと、今は巻き返しも期待しづらい状況だ。

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