OBトニ・クロース氏がアーセナル戦でのレアル・マドリードに苦言「こんなことは今まで一度もなかった」

アーセナル戦でのレアルの選手達 photo/Getty Images

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0-3で完敗

レアル・マドリードは、8日(現地時間)にUEFAチャンピオンズリーグ(CL)1stレグでアーセナルと対戦し、0-3で敗れた。プレミアの雄に完敗を喫したことで、現地メディアはキリアン・ムバッペやヴィニシウス・ジュニオールら主力選手達のパフォーマンスが低調だったとして激しく批判している。

昨シーズン終了後に引退するまでレアルで約10年間にわたって活躍したトニ・クロース氏もアーセナル戦での古巣の戦いぶりに違和感を覚えていたようだ。自身が運営するポッドキャスト『Einfach mal Luppen』に出演した同氏は、アーセナル戦について以下のように語っている。

「0-2になった後で何かが消えてしまった。レアルはリードされている時、周りの人々に『もう一度追いつくかもしれない』と感じさせるような時間帯が常にあった。僕の経験上いつもそうだったんだ。でもアーセナル戦での彼らは、『4点目は勘弁してくれ』と言っているようだった。奇妙な光景だった。こんなことは今まで一度もなかった」
現役時代に劣勢の状況からの劇的勝利を何度も経験しているクロース氏にとって、アーセナル戦でのレアルは早々に戦意を喪失してしまったかのように見えたようだ。

それでもまだ16日にホームで行われる2ndレグが残っている。そしてこの試合でのレアルの巻き返しをクロース氏は信じているという。

「レアルの神話はまだ活きている。もう一度追いつくには感情的な部分が決定的な要素になると思う。レアルは全力を尽くさないといけない。ホームゲームだからね。最初の15分間、彼らはエンドレスに相手を圧倒しようとするだろう」

果たしてレアルは劣勢を跳ね返してベスト4に駒を進めることができるのだろうか。

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