試合後にはファンから大ブーイング 降格圏に沈む名古屋はガンバ戦でシュート2本のみ…… 長谷川監督「何もできなかった」

苦戦続く名古屋を率いる長谷川監督 photo/Getty Images

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今シーズンの序盤は厳しいスタートに

名古屋グランパスは12日、2025明治安田J1リーグ第10節でガンバ大阪と敵地で対戦した。

序盤からガンバにボールを握られ、守備に回る時間が多かった名古屋。前半こそ無失点で切り抜けたが、63分にイッサム・ジェバリに決められると、76分には山下諒也にゴールを許し、0-2で完敗。

後半からは森島司やキャスパー・ユンカーらを投入し、攻撃のテコ入れを行った名古屋の指揮官長谷川健太監督だったが、この試合のシュートは2本のみ。枠内シュートは0本と攻撃はまったくと言っていいほど機能しなかった。
最後までガンバゴールを脅かせず、敗戦した名古屋。長谷川監督は試合後の『DAZN』のインタビューにて「今日はちょっと後ろに重たかった」、「コンパクトではなく間延びしていた」と敗戦の原因を振り返った。続けて交代カードを使いながら状況を変えようと試みたことにも言及したが、「今日は本当にガンバが集中していたため、我々としては何もできなかったという試合になってしまった」と、見せ場なく終わった試合の内容を悔やんだ。

名古屋は10試合を終えて2勝2分6敗。6敗は現段階でリーグワースト記録であり、失点数も「19」とリーグ最多。降格圏となる19位に沈んでおり、明日第10節を行う新潟の結果次第では最下位に落ちる可能性もある。

長谷川監督率いる名古屋は今シーズンの序盤苦戦を強いられているが、ここから立て直すことはできるだろうか。

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