オナナとは明暗 カンファレンスリーグでまたもスーパーセーブ連発のデ・ヘアは評価上昇中「ユナイテッドがデ・ヘアを手放したのは賢明な判断だったのか」

ツェリエ戦でも勝利に貢献したデ・ヘア(右) photo/Getty Images

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カンファレンスリーグ制覇へキーマンに

戦力的にはチェルシーに続く今季のUEFAカンファレンスリーグ優勝候補No.2といったところだろうか。フィオレンティーナは10日に敵地でUEFAカンファレンスリーグ準々決勝1stレグ・ツェリエ(スロベニア)戦を戦い、2-1で勝利を収めた。

フィオレンティーナにとってツェリエは格下であり、アウェイでの勝利も驚くべき結果ではないかもしれない。ただ、決して楽なゲームだったわけではない。シュート数はツェリエの方が12本と多く、フィオレンティーナが守る時間も長かった。

そのツェリエのシュートを次々と弾き出したのがフィオレンティーナの守護神ダビド・デ・ヘアである。昨夏の加入からすっかりフィオレンティーナの絶対守護神となったデ・ヘアは、このゲームでも好セーブを連発。
伊『Tutto Mercato』によると、チームメイトのロランド・マンドラゴラも「彼の凄いプレイにはなかなか慣れないんだ。トレーニングでも恐ろしいセーブを見せているけど、それを彼は実際の試合でもやるからね。信じられないGKで、加入してくれて本当に嬉しい」と脱帽する。

指揮官ラファエレ・パッラディーノも「彼は勝者であり、怪物だ。我々にとって不可欠な存在であり、経験と自信を与えてくれる。彼は偉大なるGKであり、我々も彼を支えていくつもりだ」と全幅の信頼を寄せる。

こうした短期決戦ではGKの実力が勝敗を決める要素になることもあり、フィオレンティーナがデ・ヘアを抱えている意味は大きい。英『GIVE ME SPORT』は改めて「ユナイテッドがあっさりとデ・ヘアを手放したのは賢明な判断だったのだろうか。サポーターはそう考えないだろう。オナナがリヨン戦の終了間際に失点を喫した一方で、デ・ヘアは真逆のことをしていたのだから」とマンUの判断を疑問視している。



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