32歳迎えたソン・フンミンはキレが鈍ってしまったのか EL制覇へもっと頑張ってほしいとの指摘も「キャプテンの彼にはもっと期待していた」

トッテナムでプレイするソン・フンミン photo/Getty Images

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フランクフルトとの準々決勝1stレグは1-1のドローに

10日にヨーロッパリーグ準々決勝1stレグでホームにフランクフルトを迎えたトッテナムは、1-1のドローに終わった。2ndレグがアウェイでの戦いであることを考えると、このドローは痛手とも言える。

今季プレミアリーグでは15位に沈んでいることもあり、トッテナムにとっての希望はELしかない。英『The Standard』は、EL制覇の目標へ向けてFWソン・フンミンにもう少し頑張ってほしいと奮起を促している。

ソン・フンミンはチームの絶対的リーダーであり、攻撃の要だ。しかしチームスタイルの影響があるのか、それとも32歳を迎えてキレが鈍ってきたのか、今季はペースが今ひとつ上がらない。昨季はプレミアリーグで17ゴール10アシストの成績を残しているが、今季は現時点で7ゴール9アシストだ。2016-17シーズンよりリーグ戦二桁得点を継続してきたが、今季はそれがストップする可能性もある。
今回のフランクフルト戦では左にソン・フンミン、右ウイングにブレナン・ジョンソンが入ったが、フランクフルト指揮官ディノ・トップメラーは試合後に「我々は相手のウイングをコントロールできていた。ソンのこともかなりコントロールできていたね。彼は中へ切り込むことが出来なかった」と手応えを口にしている。

それでも今のトッテナムで1番期待できるアタッカーがソン・フンミンなのは確かだろう。実力、経験値の両面でソン・フンミンを超える者はチームにいない。

同メディアは「キャプテンの彼にはもっと期待していた。今週のウルブズ戦で休養が与えられるならば、来週ドイツでの戦いで彼はもっとプレイを磨く必要がある。今季は苦戦しているものの、32歳のソン・フンミンは何もないところからゴールやアシストを生み出す能力を依然として持っている。ソンの実力、そして少しの幸運がフランクフルト撃破へ重要なものとなる」と期待をかけている。

今やリーグ戦より重要なのはELの戦いであり、来週の2ndレグへリーグ戦ではローテーションを採用すべきだろう。果たしてトッテナムは来週フランクフルトを撃破できるのか。ソン・フンミンにかかる期待は大きい。

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