今季限りでマンC退団のデ・ブライネが“最後の置き土産”に意気込み 「このチームにチャンピオンズリーグ出場権をもたらしたい」

今節圧巻の活躍を見せたデ・ブライネ photo/Getty Images

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C・パレス戦では圧巻の活躍

プレミアリーグ第32節でクリスタル・パレスと対戦し、5-2の逆転勝利を飾ったマンチェスター・シティ。

21分までにパレスに2失点を許すなど、シティにとっては最悪の立ち上がりとなったが、この嫌なムードをふきとばしたのがケビン・デ・ブライネだ。33分に反撃の狼煙を上げる直接FKを叩き込むと、チームの雰囲気は一変。36分にオマル・マルムシュがゴールを決め、前半の内に試合を振り出しに戻した。

後半もシティの勢いは止まることなく、47分にマテオ・コバチッチ、56分にジェイムズ・マカティー、79分にはニコ・オライリーがゴールを挙げた。コバチッチのゴールもアシストしたデ・ブライネはこの日1ゴール1アシスト。デ・ブライネの一振りが試合の流れを変えたことは間違いない。
今シーズン限りでの退団を発表してから最初のホームゲームとなったこの試合で圧巻の活躍を見せたデ・ブライネは試合後、最後の置き土産としてCL出場権をシティにもたらすために全力を注ぐと意気込んだ。

「このチームにチャンピオンズリーグ出場権をもたらしたい。彼らはそれにふさわしいからね。私がここにいる9年、10年の間、私たちはチャンピオンズリーグで戦ってきた。だから来年もチームのためにそうできることを願っている。そして、私はいつも通り、良いサッカーをすることを試みるだけだ」(クラブの公式サイトより)

この試合の勝利で暫定ではあるが、4位に浮上したシティ。今節3位ノッティンガム・フォレストがエヴァートンに0-1で敗戦したため、勝ち点差を2ポイントに縮めている。CL出場権獲得、そして準決勝まで進んだFAカップ制覇の可能性もまだ残すが、デ・ブライネはシティ最後のシーズンでここからどのようなパフォーマンスを見せてくれるか、楽しみだ。


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