今季のJ1は1位〜8位まで3pt差と大混戦 E-1のメンバー選考にも影響? 森保監督「上位クラブから選んでいこうかなとは思ってはいるものの……」

日本代表を率いる森保監督 photo/Getty Images

国内組メインが予想される7月のE-1選手権

日本代表森保一監督は13日、国立競技場で行われた2025明治安田J1リーグ第10節FC町田ゼルビア対浦和レッズの試合を視察。試合後には今年7月に韓国で開催される東アジアE-1サッカー選手権のメンバー選考への難しさについても言及した。

国内組がメインとなることが予想されるこの大会に向けて、森保監督は今週末にこの試合だけはなく、FC東京対柏レイソル、セレッソ大阪対鹿島アントラーズの試合と合わせて3試合を視察していた。

そんななか、森保監督は日本代表に選出するにあたって、ものさしとなるのが所属チームの順位だと明かしたが、今季のJ1リーグは大混戦であることから全チームに目を向ける必要があると考えているようだ。

「できれば、大きな選考基準としてJ3よりJ2、J2よりJ1と上のカテゴリーにいるチームから選ばせてもらうという優先順位ではある。E-1もあるなかで、代表に選ぶのはJ1の上位で結果を残しているクラブから選んでいこうかなとは思ってはいるものの、順位が変動するので、1位から20位までのどのクラブにもいい選手がいるというのをニュートラルに見た中で、最終的に決めなければならない期限の時にどうしていくか、チーム作りを考えていきたい」

同監督はJ1を「1位から20位どこが勝ってもおかしくないという世界でも特別なリーグ」と評したが、今シーズンは特に混戦模様だ。現在の首位はアビスパ福岡だが、8位鹿島アントラーズとの勝ち点差は3ポイントのみと、1試合で上位に浮上することもあれば、一気に下位に沈む可能性もある。

今季のJ1は順位がコロコロ変わる可能性があるため、上位のクラブから選ぶつもりでも、森保監督としては多くのクラブにアンテナを張って今後も監視していくつもりのようだ。

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